ノマディックライフ(前)
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6/23(金)~25(日) ハラホリン周辺
Homestay in nomadic family's place.
センベノール、Ryoです(`・∀・´)
モンゴルと言えば遊牧民。今日から現地人のゲルにお邪魔します。
ホームステイ先はGayaの友人家族で、春の間はゲストハウスから40 kmのところに住んでいます。
40 kmと言ってもこんな道、なかなかの長旅です。
牛や羊たちを避けながら、車の底を地面に擦りながら、目的地へ。
到着。
ノマドファミリーご夫婦で出迎えてくれました。
ご夫婦には息子3人と娘1人いるのですが、次男と長女は街へ出てるため不在です。
さて、ゲルではシャワーがないのはもちろん、トイレもありません(水道がないからね)。
時期によっては穴に橋を渡したトイレを作るそうですが、春の間は何もない大草原が僕らのトイレです。
この解放感…たまらない。
大きい方をするときは地中に埋めるのですが、一度埋めようとして他の人のを掘り起こしてしまったのはここだけの話。
さて、クソみたいな話は地中深くに蓋をして置いておいて、今日からここで3日間過ごします。
到着するなり、お母さんがもてなしのヨーグルトを出してくれました。
おいしいけど…生温い…そうだよな、冷蔵庫ないもんな。
けど、後ほど知ることになりますが、遊牧民にとってヨーグルトは保存食なのだとか。
何年も注ぎ足しで作るのだそうです。つまり自家製。
スーパーで買ってきて放置してたヨーグルトかと疑って本当にすみませんでした。
ちなみに乳製品はお皿がきれいになるまで舐めるのが礼儀だそう。
また、ヨーグルトを乾燥させてチーズを作るなど、ヨーグルト一つとっても日本とは何もかもが違う世界でした。
ヨーグルトが終わると次は昼ご飯。
モンゴル人はとにかくよく食べます。みんな体がでかくて、自分がこびとのように感じました。
そりゃ朝青龍強いわけだ。
ちなみに好みが分かれるところで、僕はモンゴル飯がかなり気に入りましたが、Nanaはモンゴル終盤ちょっとしんどそうでした。
でもホームステイ先のお母さんの料理はどれも二人揃っておいしくいただきました。
昼ご飯の後はしばしの休憩。
すると、川へ体を洗いに行っていたノマドファミリーの三男が帰宅。
そしてバイクの後ろにはなんと日本人が。
彼は将来酪農家になるべく、ここで数ヶ月にも及ぶ経験を積んでいるそうで、非常に立派な好青年でした。
前述のヨーグルトのことを含め、彼にいろいろ教えてもらったおかげで、言語が通じない中でもほんのわずかでもノマド生活の難しさ、大変さ、おもしろさを知ることができました。
さて、次回はそんなノマド生活で僕らが送った1日(+おまけのレア体験)について書こうと思います。