ノマディックライフ(後)
日本→中国→モンゴル→ロシア→フィンランド→エストニア→ラトビア→リトアニア→ドイツ→フランス→ドイツ→タンザニア→ルワンダ→ザンビア→ボツワナ→ザンビア→ナミビア→南アフリカ→レソト→南アフリカ→オランダ→アイスランド→ノルウェー→デンマーク→ドイツ→スイス→イタリア→スロベニア→クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴビナ
6/23(金)~25(日) ハラホリン周辺
Gel under the starry sky.
センベノール、Ryoです(`・∀・´)
ノマド生活二日目。朝方羊たちをまとめる男たちの声で目が覚めます。
そして二度寝…ごめんなさい。
おそらく彼らはヤギと羊たちを放牧させに馬で出かけたと思われます。
さて、僕らが起きた頃には牛たちの搾乳が始まっていました。
搾乳が終わるとまた馬に乗って牛たちを放牧させに行き、次はヤギと羊たちを連れて帰ってきます。
昨日はここでヤギの搾乳を行いましたが、この日は年に1回?の羊の毛刈りを行いました。
終わるとまた放牧へ。
ちなみに、このように動物たちを馬で従えるのは男たちの仕事、遊牧民の男たちは馬に乗れてなんぼです(女性もみんな乗れますが)。
また、お母さんは家事をしながら搾乳したミルクの処理などをします。
ノマド生活というと、のんびり豊かな暮らしをイメージしがちですが、彼らは本当によく働きます。
ライフラインはほとんどなく、肉体的にはかなりハード。
ですが、これだけの大自然の中で生活している彼らの心は本当に豊かでした。
さて、仕事の合間を縫って僕らを乗馬に連れて行ってくれました。
初めは言うことを聞いてくれなかった僕の馬でしたが二日目にはほんの少しだけ打ち解けられたかな?
そして夜に子供が親のミルクを飲まないようにヤギの親子を分けて一日が終了。
たぶんあまり正確ではないけれど、ざっくりこんな感じの一日でした。
深夜には一日がんばった(僕らはダラダラしただけだけど…)ご褒美が。
ここにきて、本当に良かった。
おまけ
翌日はなんと年に3回のお引っ越し。遊牧民の引っ越しに立ち会えるなんてすごくラッキー。
ゲルを解体し、トラックに積み、川の近くへ移動。僕もできることを探して少しだけお手伝い。
ふぅ…10秒くらいの短縮には繋がったかな。
ゲルを解体し、トラックに積み、川の近くへ移動。
移動後のゲルの組み立ては足手まといにしかならないのであたりを散歩。
暑い!ハエ!家畜のフン!うわああああああああ
トラックの影でおとなしく待つことにしました。
しばらく待つとお迎えの車が。
正直最後しんどかった…けど、最高の経験をすることができました。
遊牧民ほんとたくましい。そしてここで数ヶ月に及ぶノマド生活をしているマサキ君も心から尊敬します。
さようならノマドファミリー、また会う日まで。
おまけ2
ノマドファミリーからゲストハウスへ戻った後は3日ぶりのシャワーを浴びてハラホリン観光、ウランバートルへ戻り、知り合った日本語堪能なモンゴル人の家にお邪魔し、ウランバートルを軽く観光しました。
この間にも数え切れないほどの出会いがあり、人々の優しさに触れ、モンゴルは本当に温かい国だと感じました。
まだまだ周り切れてないところもたくさんあるので、次はもう少しじっくり旅をしたいと思った1週間でした。
最後に。
みなさんこの写真を見て、何を思いますか?
のどかな風景でしょうか?それとも屈強な遊牧民の姿でしょうか?
モンゴルを旅した後だと、不思議と一面に広がる家畜のフンが見えるようになります。
みなさんも是非モンゴルへ、おすすめです。