シベリア鉄道後半
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6/27(火)~7/1(土) シベリア鉄道
From Siberian railroad
ズドラーストヴィチェ!
Nanaです♪
シベリア鉄道後半です。
2日目の朝は起きると窓いっぱいにバイカル湖が見えます。
バイカル湖は世界最大の湖で透明度も世界有数らしいです。
が、あいにくの曇天でした。
海のように向こう岸が見えない湖の風景がずーっと続きます。
その終わりの方にイルクーツクがあります。
同室のマルコスさんとはここでバイバイ。
ドイツで会おうねと約束をして♪
他の部屋の旅行者の方たちもほとんどここで降りました。
バイカル湖を抜けるとモンゴルとは全然違う風景。ヨーロッパのような雰囲気さえ感じます。
途中駅で20分〜30分の停車時間があると降りて駅を見に行きます。
売店がある所もあるし、お姉さんやおばさんがピロシキやアイスを売っているところもあります。
どの駅も素敵で、個性があって楽しいです。
私が気に入った駅はこちら。
同じ車両には子どもが2人乗っていました。たまに手を振る程度だったのですが、2日目にRyoが折り紙で作った手裏剣をあげたところ…すっっっごいなつく!!!
ニコニコ笑顔がとっても可愛い5歳と7歳の男の子です♡
でも、喋り出したら止まらない。戦いごっこも、動物の鳴き真似もかけっこも止まらない!
少しぐったりした私たちですが、部屋のドアを空けておくといつでも入ってきて、ずーーっといます(笑)
全く言葉も通じませんが、なんとなくお互い言っていることがわかるので不思議です。
それから列車の中に私たち以外でたった一人であろう日本人にも遭遇!
しかもかなり本格的なサムライの格好をしています!!!!!さらにパンダも持ってる…!?
話を聞くと幕末の時代からタイムスリップしてきて世界一周中らしいです。
(あくまでも本人談です。)
行き先も私たちと同じモスクワ。もしかしたらまたどこかの国で出会うかも。時間はたーーっぷりあるので、たくさんお喋りしました。
子どもたちには後に、サムライさんは「パンダ」と、Ryoは甚平を着ていたため「ニンジャ」と呼ばれます。
その頃には子どもたちのなつき方も半端なくなっていて、ドアを閉めていてもドンドンドン!!「サムラーイ!パンダー!ニンジャー!!」との呼びかけ。寝るからごめんね〜と言っても、サムライが寝てる絵を描いてドアの隙間から入れてきます(笑)
かわいい!!!そして本当、子どもって元気すぎてすごい。
2人とその家族は3日目、ノボシビルスクという大きな街で降りて行きました。
すんごい騒音だったけど、Ryoもぐったりしてたけど(笑)、いざいなくなると寂しい…バイバイって何回も言っちゃった〜。
電車の中はたくさんの人が降りて行って静かです。
世界史の勉強したり世界地図を眺めたり。
長すぎてすごく暇な鉄道って良く聞くけど、私は全く飽きてません。
車窓の風景もとても綺麗で、自然豊かだったり街が現れたりしてずっと見ていられます。
穏やかな時間が流れてて私は大好きです。
ボーッとするのが好きじゃない人には向いてないかも知れませんが(笑)
ちなみに食堂車で食べたボルシチはとっても美味しかった〜♡私好みでした!
それから私はトイレに付いている小さい洗面台でなんとか髪の毛を洗いました。ショートカットでもかなり苦戦しましたが…。
電車はまだまだ西へ向かって進み続けます。
4泊5日乗ってもなお、シャワーさえあればもう少し長く乗れるかも〜と思うNanaなのでした。