Journey Out of the Box

RyoとNanaの世界一周帳

アフリカで一番高い場所へ

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7/25(火)~31(月) モシ

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ジャンボ、Ryoです(`・∀・´)
僕は今タンザニアはモシに単身で来ています。
なぜこんなところに一人でいるかというと、アフリカ大陸の最高峰であり、世界一高い独立峰であるキリマンジャロに登るためです。

 その高さ5895m。
しかし、赤道直下にあるため気温は年中高めで、また、登山道も険しくありません。加えてガイドやポーターがサポートしてくれるため、標高の割には誰でも挑戦できる山として有名です。
そのようなことから毎日多くの挑戦者が訪れます。
しかし、Nanaは登山はしたくないのでドイツでお留守番。
下山後にタンザニアで再会します。
さて、僕はというと往復の航空券を持っていないと搭乗拒否されるとか、タンザニアでビザを発行してもらえないとかの情報にビクビクしながらも人生初めての一人飛行機は何事もなくタンザニアキリマンジャロ空港に降り立ちました。

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そこからタクシーで1時間、キリマンジャロの麓街のモシへ。
空港の正規タクシーは$50というぼったくり価格でしたが、初めてのアフリカにびびって値引くこともなくそのまま利用しました。
ドライバーさんに聞いたら空港タクシーは料金が決まっているので値引きできないけど、自分のプライベートの車なら$25でやるから必要なら連絡してくれと番号を渡してくれました。
実際は空港タクシーを値引きしてる人もいるみたいですが、なかなか手強そうです。
さて、タクシードライバーにお願いして、宿へ行く前に日本人にお馴染みのツアー会社、キリクライマーへ。

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僕が選んだのはマチャメルート。テント泊をしながら5泊6日で登頂を目指します。

途中高度順応日などもあり、登頂率が高いのだとか。
交渉の末、キリマンジャロ登山の前後泊の宿代、登山道具のレンタル代、保険代、ガイド等へのチップ込みで$1250で契約しました。
ところでチップについてですが、日本人は慣れていないために予めチップを料金に入れてもらって予約する人が多いようで、僕もチップ絡みのトラブルを避けたくてそうしました。しかし、僕はそのことをものすごく後悔しています。
なぜならそのチップがガイド達に行き渡ることは決してありえないからです。
そのため、当然ガイドからは結局チップを要求されますし、確実にトラブルになります。
何より彼らは素直にチップを渡したくなるくらい頑張って働きます。
それならどうお金が回るのかわからないツアー会社に任せるよりも、渡したい分だけ自分の手で渡した方がお互い断然気持ちよく終われます。
そんなわけで、キリマンジャロに限らず、タンザニアでツアーを申し込む際はチップ込みとせず、その分少しでも値引いてチップに回すことをおすすめします。
さて、話を戻します。

こうして2日後のキリマンジャロ登山の予約を済ませ、これまた日本人にお馴染みの安宿、キリマンジャロバックパッカーズへ。

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ドミトリー1泊$6、朝食付き。
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安い、安すぎる。

部屋も汚くないし、蚊帳もある。Wi-Fiも一応繋がるし、シャワーはホットシャワー。コスパは最強です。

マラリアを媒介するため、多くのアフリカの地域で警戒する必要のある蚊は多少いたものの、恐らくこれはどこへ行っても同じで、虫除けスプレー等で対策するしかないでしょう。

一時は盗難宿との噂もあったようなので一応荷物はしっかりと管理しておきましたが、スタッフは全員フレンドリーで仕事も丁寧だったので個人的には好印象でした。

モシの街はというと、一歩出れば物売りが声をかけてくるものの、慣れてしまえば非常に過ごしやすかったです。
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ローカル食堂で3~4000シリング(200円前後)でお腹いっぱいご飯を食べたり、土産屋やスーパー、ローカルマーケットをぶらぶらしたりしながらキリマンジャロ登山に備えます。
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そしていよいよ当日。

前日買い忘れたダイモアックス(高山病予防薬)を朝一で薬局で購入し、いざ出発。

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薬局

 

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たしか3~400円だったと思う

 

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登山スタート

 

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一人20 kg担ぐそうです

 

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自分が登れると思ったら石を積むんだとか

 

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シラキャンプからの朝日とメル山

 

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食事は質素ですがおいしかったです

 

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ステラポイント付近から見たマウエンジ峰

 

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2020年にはなくなるかもしれない氷河

 

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山頂付近のご来光

 

そして…

 

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無事登頂!

 

途中、3900 mから4600 mまで登り、また3900 mまで下る高度順応日があったのですが、登りきった時点でかなり余裕があったので調子に乗って小走りで一気に駆け下りたら見事に高山病にかかりました。

吐くわ下すわ…そこからはもう気力との闘い。

正直僕の判断は下山でしたが、ガイドを信じて進むことに。

結果的になんとか登頂でき、無事下山できたから良かったものの、ガイドの判断が正しいようには思えませんでした。

最終的には肺も軽く痛み出し、下山後も数日は咳が止まりませんでした。

症状が出ていたことを考えるとペースも速すぎたように思いますし、やはり登山は自己責任、例え相手がガイドであろうと身を委ねすぎてはいけないと痛感しました。

何はともあれ、ガイドの技量不足と自分の判断力の乏しさのおかげで登頂証明書をいただくことができたわけだし、大いに反省しつつも結果オーライと思うことにします。

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高山病予防薬のダイモアックスですが、これはかなり効果があったように思います。

というのも、僕は3000 m前後でも頭が痛くなることもあるくらい高所に弱いのですが、今回ダイモアックスを服用したことで4600 mまでは何も問題なく登ることができました。

意識的に水分を多めに取っていたことも大きいと思います。

ダイモアックスの利尿作用も相まってめちゃくちゃトイレ行きまくりましたが。

夜中トイレで目覚めて見た星空、きれいだったなー。

そんなこんなのキリマンジャロでしたが、行く前はそこまで熱意があったわけではなく、せっかくキリマンジャロ行くし登ってみるかー程度でした。

しかし行ってみると想像以上の絶景がひたすら続いていて、終始ワクワクが止まらない登山となりました。

Nanaを一人ドイツに置いていくことや、入山料が高すぎることから迷いに迷った山行でしたが、行って良かったです。

一生の思い出が詰まった今回の旅ですが、その中でも色濃く残り続けることでしょう。
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願わくば次はNanaも一緒に…は無理そうですが旅はまだまだ続きます。

Nanaと合流したらまた一つ一つ思い出を積み重ねていこうと思います。

と、その前に。

合流までまだ時間があるので次回はキリマンジャロ下山後についてお届けしようと思います!