「果てしない平野」は本当に果てしなかった!
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8/7(月)~9(水) セレンゲティ国立公園、マサイ村、マニヤラ湖
ジャンボ!Nanaです。
前回に引き続きまだサファリ編は続きます。
ンゴロンゴロの夜中は寒かった〜。
日中はものすごい日差しで暑いので、日中は真夏で夜中は冬のような感じです。
こんなところに住んでるマサイ族は生命力が私の何倍あるのでしょう…
2日目は早起きしてセレンゲティ国立公園へ。ンゴロンゴロ保全地域から3時間くらいかかります。
途中こんな道通れるの!?こんな段差越えられるの!?というかなりデコボコの道を通ってきました。
クリス(ドライバー)とトヨタに拍手です。
セレンゲティは「果てしない平野」という意味。
あ、この写真にはキリンが写り込んでますね(笑)
ただただどこまでも平野が続きます。
あ、これはマサイが写ってる(笑)
動物は1日目よりもたくさん見れました。
小さい頃から大好きだったキリン!
多くのキリンが首を曲げて自分より低い背の木の葉っぱを食べています。
それなら首が長いことに意味があるのか…謎です。
でもそんなところが可愛すぎます。
私のキリン好きがクリスにも伝わっていたようで毎回必ず車をとめてくれました。
数え切れないほど遭遇しました。
群れで移動しているゾウ。子ゾウが本当にかわいい!お母さん大好き!というのがこちらにまで伝わります。
戦うインパラ。
孤高な鷹。たぶん鷲ではないけど知っている方はぜひ教えてください。
少し遠いけど岩でくつろぐチーターも様になります。
猫のようにゴロニャー。だんだん可愛く思えてくるライオン。
水牛はこんなに密集してて暑くないのかな…?
更にたーくさんの動物に出会いました。
それと同時に私たちは動物の種類を全然知らないんだなーと思いました…。
この日も公園内にキャンプ。
今回はお湯すら出ず、水シャワーです。
同じように動物も近くにいる気配がするし、本当に真っ暗になるので、早めに準備して早めに寝ます。
なんか…テント泊も2日目になると肌もカサカサしてる気が。
そして電源がないので髪の毛も自然乾燥です。
そして3日目。
この日はンゴロンゴロまでまた悪路を戻り、クリスに「もう今日はやることがない」と言われました。
え?そうなの(笑)?
「行きたければマサイ村に連れてくよ」とクリス。そんなに適当なプランなんですね(笑)
1日目は他のお客さん2組と同乗してたのですが、2日目以降は私たちだけ3人というVIP待遇。
要望を言えばなんでも通るようです。
こんな所で暇なのもなんなので、マサイ村に行くことにしました。
3人で50ドルと言われていたけど、1人10ドルに値切るとあっさりオッケー。
たぶんいくらでもいいんですね。
着くとマサイ族が出迎えて歌ったりジャンプしたり。村の中の生活を説明をしてくれます。
…が、なんとなく予想はついていましたが、リアリティがなく観光客に村を見せて、それを収入源にしている方たちでした。
マサイが作ったアクセサリーや雑貨が高額で並びます。
友達がビーズでできたコースター1枚を手に取ると、なんと20ドル!!
よく見ると汚れている上、値切りは不可能。
(後でアルーシャのマサイマーケットで同じコースターを6枚3ドルで買いました。)
村の中には学校があって、お客さんが来るたびに「ABC〜」と揃えて声を出す30人くらいの子供たち。言うことが決まっていて、ちょっと機械みたいな感じです。
それを聞き終わった後にいくらでもいいから寄付してくれ、とのこと。
毎回これをやらされているのか…と思うと心が痛みます。
次々と観光客が来るから、実は勉強はしていないんじゃ…?
彼らがお金を手に入れる手段はこれしかないのかな。
そしてお客さんはたくさんお金を置いて行くのでどんどん期待して値段を釣り上げていっているそうです。
なんとも言えない複雑な気持ちです。
他の国にいたときには何も感じなかった、何か悲しさと虚しさのようなものを感じます。
もちろん、マサイ族の村が全部が全部そうではないと思いますけどね!
行く場所によってかなり違いはあると思います。
そして最終日。
他にもオプションはありましたが、私たちはマニヤラ湖に行くことに。
湖なだけあって、鳥の種類が豊富でした。
名前は…全部は覚え切れてません(笑)
ペリカンとyellow-billed stork(日本語でアフリカトキコウと言うらしいです。)が特に多く、何百羽もいました。
カバと鳥のセットは定番でした。絵本に出てきそうな組み合わせ。
サルもたくさんいて、間近で見ることができました。やっぱり赤ちゃんがかわいい!
こちらのサルはなぜか親近感があります(笑)
以上3泊4日で三ヶ所の公園をまわって、個人的にはもうお腹いっぱいです。
これでもか!と言うほど野生の動物を見て、どこまでも続く景色を見ると、自然の偉大さを感じます。
念願のサファリは忘れることのできない素敵なものになりました。
そしてずっと続いたキャンプは少しだけ私を強くしてくれた気がします。
まだまだ続くアフリカでの生活。
どこまで逞しくなれるのか楽しみです。