Journey Out of the Box

RyoとNanaの世界一周帳

タンザニアでホームステイ!?

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8/9(水)~13(日) アルーシャ

 

ジャンボ、Ryoです(`・∀・´)

三泊四日のサファリを終え、アルーシャに戻ってきました。

今回の滞在先はArusha Holiday。なんとここ、ホームステイスタイルの宿。

 元々Airbnbで宿泊客を募っていたようですが、今はBooking.comでも見つけられます。

3食付きでお値段一人$13(今は少し値上がりしてるかもしれません)。

普通にアフリカを旅している人であれば問題ないと思いますが、決して快適ではありません。また、立地が良いとも言えないので、ただの宿泊施設として利用するには向きません。しかし、この値段でホームステイを体験できるのはなかなか魅力的。

見つけてくれたNanaに感謝です。

そんなわけで、観光大国タンザニアキリマンジャロ、サファリと存分に観光を楽しんだ後は、ローカルな体験をすべく現地人の家に4日間のホームステイしてきました。サファリに引き続きえーちゃんも一緒です。

 

Arusha Holidayはアルーシャの中心から3kmほど行ったところにあります。

場所も分かりづらく自力で行くのは厳しいところにありますが、事前に連絡しておけば無料でアルーシャの適当なところまで車で迎えに来てくれます。

ただし、キリマンジャロ空港からのピックアップは有料です。

 

話を聞くとどうやらここはラザーロが主体となって、従兄弟のホープと二人でやってる様子。二人とも僕らと同じ29歳です。

家の敷地はものすごく広く、庭に牛や豚がいたり、様々な植物や木があったりしました。

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ただし、住まいはザ・豪邸という感じではなく、ローカルな家の雰囲気を味わえます。

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アルーシャはそれほど治安が悪いわけではないのですが、街へ出るときは時間が許せば必ずラザーロと、僕らが滞在していたときは近所に住む学生さんのグレイスも同行し、色々なところへ連れて行ってくれました。

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ローカル食堂でウガリを食べたり、

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マサイマーケットでお土産を買ったり、

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キリマンジャロを見にローカルバスでモシまで行ったり(曇ってて見れませんでしたが)

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…本当に家族のように接してくれました。

 

また、家では一緒に料理をしたり、

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庭を案内してもらったり(30分かかります笑)、

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イタズラな甥っ子のバラカと遊んだり、本当に楽しい滞在になりました。

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あとホームステイとは関係ないけど、えーちゃんに高級ランチ(バイキング)をご馳走になりました。

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そんなえーちゃんは仕事のため3日目に帰国。

ありがとうえーちゃん!世界中からお土産たくさん買ってくから日本で待っててね!

 

さて、ラザーロ達ですが、実は彼らはサファリなどを中心とした「Africa Magic Hoidays」というツアー会社も経営しています。

そのため色々と話を聞くことができました。

僕らのようにチップ込みでツアーを申し込んでも通常現場の方々にチップは行き渡らないそうです。

また、僕らのサファリ料金の$580では安すぎて利益が出ないので、現場のガイドさん達はチップどころか給料も満足に貰えていないかもしれないということを教えてくれました。

 

つまり、僕らが利用したような安いツアー会社では経営者が搾取していて、現場の方々は安すぎる給料だけでは生計を立てることができずに高額なチップをお客さんに要求するのだろうと思います。

まあ、僕のキリマンジャロのガイドは25歳の若さで$600の時計をしていたので、給料を遥かに上回るチップに味を占めて、どんどん高額なチップを要求しているというのもまた事実なのでしょうが。

 

そんな、まだまだとてもフェアとは言えない国タンザニアで、ラザーロ達は利益第一ではないフェアな商売をするために、経営者である彼ら自らサファリなどに同行して、現場を把握するように心掛けているそうです。

 

キリマンジャロ登山や、サファリに行く前に彼らに出会ってれば…次回また行くことがあれば彼らの会社を選ぼうと思いました。

 

なんだか宣伝のようになってしまいましたが、彼らに頼まれたわけではないし、ただの口コミと思ってください。

彼らとサファリに行ったわけではないので実際のところどんな感じなのかは正直わかりませんが、彼らの人柄は間違いなく良いのでAfrica Magic Hoidaysおすすめです。

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そんなこんなのホームステイでしたが、いよいよ出発のとき。

次のゲストを迎えるための準備があるラザーロと家で別れてから、ホープとグレイスに空港まで送ってもらいました。

二人が結婚するときは日本まで駆けつけるよなんて冗談で言ってくれましたが、いつの日か本当に日本に招待できるよう、帰ったら頑張って働こうと思います。

でもその前に、もう少し旅を続けてから。

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タンザニア。色々考えることも多かったけど、人間臭いのが好きな僕にとって大好きな国の一つになりました。

ラザーロやホープのように真っ直ぐな人たちがそんなタンザニアを世界からもう少しだけ近い場所に変えてくれると信じています。