Journey Out of the Box

RyoとNanaの世界一周帳

ルワンダでの忘れられない思い出

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8/17(木) キガリ

 

ハロー!Nanaです。

 

前回お伝えした通り、Ryoの高熱が続いて、マラリアの疑いもなきにしもあらずだったので病院に行きました。

 私自身、海外で病院に行くのは初めて。
ルワンダで行くなんて思ってもみませんでした。

行く前にこの国の医療について少し調べると、「20数年前の虐殺で医者は国外に出て行ってしまい、かなり上の世代か若い世代しか残っていない」「アフリカの中でも医療レベルは低いほうだ」とのこと。

えー!??そうなの!?

でも行くしかない。
とりあえずいくらかかるかもわからないし、あるだけのお金を持ってタクシーで病院に向かいます。

ドキドキ。

着くと優しいおばちゃんの看護師さんがついてくれました。
英語もまぁまぁ話せて、問診書の記入まで全て丁寧に説明してくれます。
笑顔も素敵でかなり癒し系。

 

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ずっと気を張っていた私もお陰ですごく安心しました。

次は熱を測ったり、血圧を測ったり。
体重まで量りました。

 

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あとから知ったのですが、これは一つ一つお金がかかるみたい。
別の看護師さん?が何か言っていたのですが、英語が通じず確かではありませんが(笑)
ちなみに市内では道沿いにも体重計が置いてあって、隣に人がいます。
みんな街中で堂々と体重を量ってお金を払うのかな…!?

 

次に検便。でも今すぐ提出して!と言われてもそうすぐには無理なので断念しました。

 

その後、看護師さんが持ってきてくれた解熱剤を飲みます。お水も買ってくれました。

急な事態で十分な現金を持っていなかったのですが、看護師さんが不足分を出してくれたのです…!

 

お医者さんのところに行くと、お医者さんは思っていたよりも良さそう。
30代くらい?英語も少しできます。

 

解熱剤の箱を持ってると
「あ、それ飲んだの?イイね!」
みたいな感じで言われて二人でビックリ。
看護師さんの独断で薬を持ってきて、さらに飲んじゃったんですね!
アフリカではあるあるなんですかね〜

 

そこで採血して検査します。
とりあえずマラリアかどうかと、大変な病気にかかっていないかだけでも知りたい…

 

結果は…

“blood infection”

とかなりシリアスな顔で言われました。

blood infection はこの国で結構深刻な問題らしいのです。

え、血液の感染病!?

結局詳しい病名や、原因はわからないまま…
しかし、何やら白血球数が多いというだけで判断した様子。
帰って色々調べて細菌性の胃腸炎ということに落ち着きました。

ちなみにその後、血液の感染病の気配は全く出ていません。

 

解熱剤も効いてきて、とりあえずマラリアではないことがわかったので、タクシーで帰ります。

本当に本当に助けられました。

おばちゃんさようなら!一生忘れません(泣)

結局大ごとにはならず、ホテルへ。
みんな優しかったな〜
けど思った通り結構適当だったな〜

検査結果もアバウトで、結局自分たちで調べないといけなかったし…。
としみじみ感じております。

 

私のためにとってくれた良いホテルも、結局Ryoの休養のために数泊したのでした。
ヤモリの這っている暗いホステルで具合が悪くならなくて良かった…。

 

当たり前ですが、健康第一ということに改めて気がつかされた私たちでした。