Journey Out of the Box

RyoとNanaの世界一周帳

ザンビアの安定感

日本→中国→モンゴル→ロシア→フィンランド→エストニア→ラトビア→リトアニア→ドイツ→フランス→ドイツ→タンザニア→ルワンダ→ザンビア→ボツワナ→ザンビア→ナミビア→南アフリカ→レソト→南アフリカ→オランダ→アイスランド→ノルウェー→デンマーク→ドイツ→スイス→イタリア→スロベニア→クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴビナ

8/18(金) ルサカ~リビングストン

 

ハロー、Ryoです(`・∀・´)

ここらへんは公用語を英語としている国が多いです。実際は民族言語の方が得意な人も多いようなのですが、英語が通じちゃうと現地の挨拶を覚えることをサボってしまいます(・_・;)

 さて、前回まで少し堅め(?)の記事が続きましたが、ここからはアフリカの大自然を観光しまくりますよ!

 

Nanaに心配をかけまくったルワンダでしたが、献身的な看病のおかげで無事に体調も戻り、予定通りのフライトでザンビアへ飛んできました。感謝感謝です。

 

ザンビアでの目的は世界三大瀑布の一つ、ビクトリアの滝を見ること。

この滝があるリビングストンへの飛行機の直行便が高かったため、首都のルサカから陸路で向かいます。

 

前情報によるとルサカからリビングストンへはバスで6時間前後。

ザンビアでは夜間のバスの運行は禁じられているため、14時発が最終便です。

時刻ぴったりでしたが、ギリギリ間に合いました。

 

ところでバスに乗る際関係ない人に騙されて20クワチャ(240円程度)渡してしまった…さっきまでルワンダにいたので気が緩んでましたが、ザンビア人はアグレッシブにお金を取りにきます。

20クワチャ程度だったから良かったものの、隣でNanaはその汚さにご立腹。渡しちゃってすみませんでした、反省します…

 

さて、滑り込みで乗り込んだ14時の最終バス。乗るなり息を付く間もなく早速出発。

 

…はしません。

そう、ここはアフリカ。夜間運行禁止の制約があっても普通に遅れます。

アフリカはある意味安定感があります。

 

遅れること30分。14時半にバスはやっと出発。

そして1分後、ガソリンスタンドへ。

そう、給油です。先に入れておけよ!とか思っちゃいけません。

アフリカは安定感があります。

 

さらに遅れること10分。無事給油を完了し、今度こそ出発。

3分後、ガソリンスタンドへ。

そう、給油です…か?

今度は何やらたくさんの人が集まってきました。

察しました。故障です。

アフリカは安定感が…

 

日程的に明日ビクトリアの滝の観光を済ませたい僕ら。こんな調子で果たして今日中にリビングストンに着くことはできるのだろうか。

 

しかし、その10分後にバスは出発。

直った(?)

とりあえずは進めるみたいだ。

そして、バスは順調にザンビアの壮大な自然を駆け抜けます。

 

時速30kmで。

 

直った→×

諦めた→○

安定感。

 

とりあえずは進めますが、とりあえずしか進まないバスはそのままリビングストンを目指します。

そして夜22時。チョマという町まで行ったところでタイムアップです。

 

運転手「今日はここで夜を越して明日の朝5時に出発するよ。」

ルサカの町を出るのに2~3時間かかってた時点で薄々感づいてたけどね!

 

当たり前のように告げる運転手と当たり前のようにバスの中で寝支度を始める乗客達。

どうやらザンビアではこれが当たり前の様子。

そういえば途中で完全に動かなくなってるバスと、道端で途方に暮れてるそのバスの乗客達を見ました。それに比べればなんてことはありません。

ちなみに爆音で音楽が流れるバーの前でした。せめて静かなところで停まれば良いのに…もしかしたらそれは危険なのかな?

 

抜群の安定感にぶち切れたヨーロピアン(イタリア人かな?)カップルはものすごい形相でバスを飛び出して闇の中へ消えていきました。

隣にいるのがこんなときにただ笑っていられる人で良かった。

 

同じペースで進めば明日の午前8時にはリビングストンに着くはず。

そしたらその日のうちにビクトリアの滝へ行ける。

そんなわけで、明日へ備えるべく翌朝5時の出発まで周辺の宿で休むことに。

ヨーロピアンカップルを見習って僕らも一旦バスを降ります。

 

幸い宿はすぐに見つかり、田舎だからか料金も安め。

元々今日は宿を予約していなかったので、なんだかんだでノーダメージ、格安で泊まれてむしろラッキーでした。

 

こうして僕らの長い一日が終わりました。

しかし、超観光地へ行こうとするだけでなぜこんなことになるのだろうか。

ただの移動日なのにアフリカは面白すぎます。

でも、ただの移動日だから写真がないのは許してね。

f:id:ryo10nana:20171115180406j:image

果たして僕らは無事にビクトリアの滝へ辿り着けるのでしょうか。

次回へ続きます。