Journey Out of the Box

RyoとNanaの世界一周帳

謎多きアルバニア

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2017.10.30(月)~31(火) シュコドラ

 

どうも、Ryoです(`・∀・´)

僕らがどうしても行きたかった国。それはアルバニアです。

以前訪れた友人に猛烈に勧められて興味を持ちました。

調べてみるとつい最近まで鎖国していたり、その影響で開国時に国民の半分以上がネズミ講に引っかかって経済が破綻したりと、ますます気になります。

さらにここに来るまでに様々な人(主に欧州の人)にアルバニアはやめておいた方が良い、気をつけろと言われました。ただし、そうやって言う人の中に実際にアルバニアへ訪れたことがある人は一人もいませんでした。

僕の友人のように実際に行った人は口を揃えて人々がすごく穏やかで良い国だと。

これは行ってみないとその魅力がわからないということなのだろうと、とにかく行ってみたくなったのです。

 

そんなアルバニアだったので、一応警戒心全開で訪れました。が、それも無意味で、僕らもあっという間に虜になりました。

何があるの?と聞かれると、特に何もないんですけどね。何もないのが好きな僕らです。人は基本的に親切でした。

 


最初に訪れたのはシュコドラ。

個人的にはアルバニアで訪れた所の中で一番好きだった街です。

 

シュコドラはシュコダル城が有名なので早速宿で自転車をレンタルして行ってみました。そこで出会ったのが、こちらのガイドさん。

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この子のおかげでシュコドラを好きになったと言っても過言じゃありません。

 

最初はなんとなく目があっただけだったのですが、その後ずっとついて来ます。

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しばらくすると今度は先導するように。

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そして、

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ここで一緒に景色を見ようよと言わんばかりに立ち止まります。

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しばらく景色を一緒に楽しむと次のところへ連れて行ってくれます。

 

こうやってシュコダル城を一通り案内してくれました。

最後、帰るときもずっと自転車を追いかけてきてくれて、結構本気で別れが悲しかったです。

このときガイド料を持っていなかったのが本当に悔やまれます。シュコダル城へ行く方はちょっとしたおやつを持って行くことをおすすめします。

 

後で聞いた話ですが、この子はこの地域の人たちで飼ってる地域犬なのだそうです。

なので、聞く人によって名前が違っていました。各々好きな名前で呼んでるみたいです。

言ってしまえば野良犬なのですが、なんとも優しい世界でした。

ちなみに耳の赤いクリップはワクチンを打った印だと思うので、結構ちゃんと面倒を見ているのだと思います。

 

翌日は打って変わってシュコドラ唯一の寿司屋「Sushi te Shoki」へ。

えっ、アルバニアで寿司屋!?と思われるかもしれませんが、ここの寿司屋、バックパッカーの間でちょっとした観光地になっています。

というのも、このお店を開業した翔来さんはバックパッカーで、世界一周中にこのお店を開業したのだそうです。今も世界一周中で、また旅に出る機会を伺っているのだとか。

だいたいこういう行動力に溢れた方って人としてすごく魅力的ですし、熱い思いを抱えているので、話していて大変な刺激を受けます。

また、もともと調理師だったそうで、肝心のお寿司も美味しかったです。

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食材が手に入りにくいシュコドラでかなり工夫をされているのだろうと思います。地元の方々にも有名店のようでした。

 

こうやって振り返ってみると、旅における出会いの占める割合の大きさに気づきます。

そして例えば景色なんかは一度見れば満足しますが、出会いのあるところにはまたいつか戻りたくなるものです。

 

アルバニア、楽しいぞ!