謎多きアルバニア2
日本→中国→モンゴル→ロシア→フィンランド→エストニア→ラトビア→リトアニア→ドイツ→フランス→ドイツ→タンザニア→ルワンダ→ザンビア→ボツワナ→ザンビア→ナミビア→南アフリカ→レソト→南アフリカ→オランダ→アイスランド→ノルウェー→デンマーク→ドイツ→スイス→イタリア→スロベニア→クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴビナ
2017.11.1(水)~2(木) ティラナ
どうも、Ryoです(`・∀・´)
アルバニアと聞くとおそらくほとんどの人がピンとこないと思いますが、去年スイス代表の選手がアルバニアの国旗を思わせるポーズをして問題になり少し話題になりました。
あのポーズにどれほど思いを込めてるのか全く分かりませんが、あれが写真を撮るときのアルバニア人の定番ポーズだということを知ると、大した意味はないんじゃないかと思ってしまいます。日本人のピースみたいなもんです。
さて、前回のSushi te Shokiから直接バス停へと向かい、シュコドラの次に訪れたのは首都のティラナです。
国立歴史博物館へ行ってみました。
行ってみましたが、僕にはちょっと難しかったです。
その椅子はどこから持ってきたのだろうか。アルバニアは首都でものんびりしています。
ところで、アルバニアは少し変わった国です。
なのでティラナでは少し珍しいものがみれます。
それがこの防空壕。
これは、街の外れにある実際の防空壕を改造して作った博物館で、入り口からしてかなり立派です。
この博物館によると、他にもアルバニア国内に大小様々なものを数十万設置し、今も数千に上る防空壕が残ってるのだとか(正確な数字は忘れてしまいました)。
ちなみに街中にもこの博物館の姉妹店があります。
外見はこっちの方がだいぶコンパクトかな。国中にある防空壕のほとんどはこれよりもさらにかなりコンパクトです。
ではそんなにたくさんの防空壕、いつの時代の戦争で使ったものなのでしょうか?
実はこれ、なんと使っていないのです。
鎖国時代、ソ連を仮想敵国として、核兵器に対応するための防衛策として作ったのがこれらの防空壕なのだそうです。
仮想敵国とは、軍事的な衝突が想定される国のことで、日本でいえば北朝鮮がそれに該当します。敵が想定できなければ何から何を防衛すれば良いかもわからないわけで、これは普通にどこの国も想定するものだとは思いますが…
ちなみに国づくりの際に北朝鮮をモデルの一つにしたのだとか。
なるほど、欧州の人が近づかない理由がなんとなくみえてきました。
他にもジプシーやマフィア等のイメージが強いというのもあるみたいです。
けど、行ってみると本当にみんな良い人で、穏やかでのんびりした国です。
僕らもすごく好きな国の一つなのですが、なんと言い表して良いかわからない、そんな国でした。
全然関係ありませんが、いつか北朝鮮も行ってみたいものです。
アルバニアの旅はもう少し続きます。