印象に残らないことが印象的なコソボ
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2017.11.8(水)~10(金) プリシュティナ、プリズレン
どうも、Ryoです(`・∀・´)
「おれらってプリシュティナ行ったんだっけ?」
「あれ、行ったっけ?」
今朝のNanaとの会話です。それくらい印象に残っていないのがコソボの首都、プリシュティナです。
どうやら行ったみたいなのですが、写真もこれしかない。
たぶん、プリシュティナのマーケットの写真だと思うのですが…たぶん。
ただ、そんなプリシュティナではっきりと思い出したことがあります。それは、コーヒーが美味しかったということ。ここらへんの地域ではフィルターを通さずに粉ごと入れるトルココーヒーが主流です。しかし、どうやらコソボ人にとってトルココーヒーは家庭で飲むもの。わざわざカフェで出すコーヒーとなれば僕らにも馴染みのあるイタリアンコーヒーである上に、こだわりがあるようです。
一応コーヒーの写真は見つかりました。
飲みかけですね…
何せ一泊しかしなかったこともあり、プリシュティナについて覚えているのは以上です。あとの情報はGoogle先生にお任せします。
コソボではもう一ヶ所行きました。それがプリズレン。
こちらはオフリドで出会った香港人のチェリーと偶然再会したのでそこそこ覚えていまし、街の写真も何枚か撮ってました。
イスラムっぽい街並みがきれいです。
正教会もあります。
あとは高台にある要塞から街を見晴らせます。
反対側は山が連なりなかなか。
とはいえ、チェリーとの再会以外やはりそれほど印象には残っていないというのが正直なところです。けど、それがコソボの良いところです。なんといったって、20年前に紛争があったばかりなのですから。
元々はセルビアの中のアルバニア系住民の居住区だったコソボ。セルビアは正教会の国である一方、アルバニア人はオスマン時代からのイスラム教です。こういうときはだいたい対立します。
その対立から、コソボ紛争という悲しい歴史を経て2008年に独立します。これは(カタルーニャ等を除くと)ヨーロッパで最も新しい国なのだそう。世界でも2番目です。
ただし、今でも国と認めていない国もたくさんあります。例えば、当然独立を認めていないセルビアへは、コソボから入国することができません。また、先日ロシアの友人が「私たちからみたらコソボは国じゃない」と言っていました。
今回は二日間しかいることのできなかったコソボ。ものすごく駆け足だったので理解を深めることができなかっただけなのかもしれません。
ただ、そんな紛争やらのイメージのある複雑な国だったので、今は何も印象に残らないくらい平和であるということを知れて良かったと思うことにします。