シベリア鉄道で大草原を行く
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6/20(火)~21(水) シベリア鉄道
Scenery along the Siberian Train to Mongolia.
ニーハオ、Ryoです(`・∀・´)
今日は中国からモンゴルへの移動日。北京駅発の国際電車で移動します。
この線路は厳密にはシベリア鉄道とは違うのですが、シベリアを越えてモスクワまで通じているという意味では似たようなものです。
今回僕らはモンゴルのウランバートルで途中下車するので、モスクワまで直通のK3ではなく、ウランバートルが終点のK23に乗りました。
電車は11:22発。10時半頃に駅へ。
北京駅は思いの外立派で、入口が分からないくらい広大でした。
シベリア鉄道は食堂車がバカ高いので事前に売店で食料を買い込んでから11時頃乗車。
北京駅のホームにて
ウランバートル行き
コンパートメント
僕らが乗ったのは寝台車で一番安い「hard sleeper」。4人一部屋で、たしか一人3万円前後だったかな。
余談ですが、電車で中国→モンゴルの国境を越えると値段が跳ね上がります。
安く済ませたい場合は国境前の駅で一度下車、スタンバイしている車で国境を越え、国境後の駅で再乗車すると良いそうです。
さて、幸か不幸か、同室者はいませんでした。
何もない風景をただひた走る4人部屋の車窓をたった二人で贅沢に楽しみます。
大草原
羊の群れ
大草原に沈む夕日
何もないという贅沢。
山から砂漠へと徐々に景色を変えながら10時間後に国境前の駅に着きました。
ここで3時間かけて車輪の切り替えを行います。中国とモンゴルでは線路の幅が異なるためです。
その方法がなんとも非効率で、乗客を乗せたまま1両ずつ車両を持ち上げ、車輪だけを交換していくためものすごく大掛かりか作業でした。
恐らくこれが国境を越えると電車の値段が跳ね上がる理由ではないかと。
ちなみにこの間トイレは立ち入り禁止(線路に垂れ流しのため走行中しか使用できません)
もう少し、やり方がありそうだが…
こうして深夜2時に入国審査のため叩き起こされたりしながら、無事国境を越え、今度はモンゴルの砂漠と草原の中を14時間走ります。
砂漠の朝日
食堂車
食堂車のおっちゃんと…食堂車利用してないけど
変わることのない景色にも全く飽きることなく、終始感動の27時間でした。
さて14時半にウランバートルに着き、ゲストハウスのチェックイン、買い出し、両替、腹ごしらえを済ませこの日は終了。
スーパーのチーズコーナー
乳製品豊富
ローカルレストラン
ホーショール
ウランバートルの空にかかるダブルレインボー
明日からのモンゴルライフに備えます。
モンゴル、満喫するぞー!
※リアルタイムでは今日から5日間かけて鉄道でロシアのモスクワに向かいます。そのためしばらくブログの更新は滞りますので、よろしくお願いします。